福島第一原子力発電所の5号機について、東日本大震災の揺れによる配管などへの影響を
調べた東京電力による解析結果が公表され、「2006年改訂の新耐震指針に対して、
現在の5号機は強度に余裕がある」との結果になっている。(2012年6月26日の
新聞報道による。)
散々、東京電力の馬鹿さ加減を見せられてきたが、またしてもなり。
東京電力自身が「福島第一原発事故調査最終報告書」の中で、"想定外!”、“想定外!”と
連呼しているにもかかわらず、5号機の安全性検査では“想定外”クラスの地震を
全く考慮していないお粗末さ。
東日本大震災クラスの地震を考慮していない「2006年改訂の新耐震指針」をもとに
“安全だ”と結論付ける愚かさ・馬鹿さ加減にはあいた口がふさがらない。
こんな電力会社が原子力発電所を保有し、稼動させることがいかに恐ろしいことか!