千葉県松戸市の「すぐやる課」をご存知ですか?
そのネーミングと担当業務の奇抜さで、発足当時から全国一有名な市役所の課となりました。
1969年10月に市長直属組織として発足し、「すぐやらなければならないもので、
すぐやり得るものは、すぐにやる」方針で運営され、主に市民の要望に応じて、
「スズメバチの巣の除去」「側溝のふたの補修」など13万7千件を処理してきています。
その「すぐやる課」が、今年の4月1日から市長の直属を離れ、他の組織内に
組込まれることになりました。
現在までは、市長直属であったため、管轄とは無関係に業務を推進できたのですが、
4月1日からは属する組織の意向と管轄に左右されることになるでしょうから、
・これまでの様な働きが期待できない可能性がある
・課の存続が属する組織の意向如何にかかってくる
でしょう。
今回の組織変更が、将来的には「すぐやる課」の廃止への布石と言っても
過言ではないのではないでしょうか。