人工的に作ったクモ(蜘蛛)の糸で織り上げたドレスが最近、公開されました。
山形県鶴岡市のバイオベンチャー企業「スパイバー(Spiber)」社が
「合成クモ糸繊維」の量産技術と紡績技術の開発に成功したことで、
クモ糸ドレスが実現したものです。
この「合成クモ糸繊維」は「QMONOS」(クモの巣)と名付けられました。
クモ糸は、鋼鉄より4倍ほど強く、ナイロンより柔軟なことから「夢の繊維」と
言われますが、クモの人工飼育ができず、工業化は困難とされてきました。
ここにきて「スパイバー」社によりやっと実現の可能性が出てきたわけです。
本ブログで2012年4月20日、「クモ(蜘蛛)の糸バイオリンが実現!」記事を
投稿しました。
その時点ではクモ糸の弦の量産ができる状況ではありませんでしたが、
「スパイバー」社の量産技術によりクモ糸のバイオリン弦の量産の可能性も
出てきたのではないでしょうか。
「クモ糸のドレス」の写真はこちらをご覧ください。
http://shamada.net/weblog/ago/Windows-Live-Writer/4d9c9d405cef_13405/2013-05-26_215300_2.jpg
開発の成果が発表されている動画がありますので紹介しておきます。