不思議な不思議な「国会図書館」

皆さんは、「国会図書館」と聞くと“各地方自治にある図書館の親玉”と

思われるのではありませんか?

筆者はそう思っておりましたが、実はそうではないので驚きました。

国会図書館は2013年5月時点で

   ・図書   約1000万冊

   ・新聞雑誌 約1500万点

   ・CD・DVD、楽譜、地図など 約1400万点

を所蔵していて“ない本はない図書館”と言われています。

国会図書館は

  ・東京本館

  ・関西館

  ・国際子ども図書館

の3館で構成されています。

この図書館は、地方自治体の図書館に比べ一般人が利用するには使い勝手が非常に悪く、

不便この上ない状況で一般人の利用をほとんど想定していないと言っていいのでは

ないでしょうか?

  (1)館外貸し出しをしない。

  (2)18歳未満は、東京本館・関西館には入場できない。

  (3)閲覧は1回に3冊までである。

  (4)本が出てくるまでに15分以上かかる。

  (5)東京と大阪に分かれている。

  (6)夜間の開館はない。

  (7)「利用者拡大のPRをしたことがない」と国会図書館の広報担当者が

     言い放っている。(公言している?)

など。

では何のための図書館かというと、

  ・国会(議員)に対する「知識の泉」であること

  ・行政司法に対する「知識の泉」であることと

としており、国民へのサービスは最後(低優先度)になっている。

この国会・行政・司法への「知識の泉」を維持していくために、「納本」制度が

採用されています。

「納本」制度は、本・雑誌・楽譜・地図・映画フィルム・CDなどの発行者に

定価の半分+送料を代償金として支払い、納入させる仕組みです。

ちなみに2012年度の納本点数は約100万点に達しています。

この様にばく大な費用をかけて国会議員のために図書館を用意していますが、

国会議員の知識レベルたるや平均的なわれわれ国民より低くて最低ではないでしょうか?

 

ところで現代は電子化の波がおしよせている時代になっていますが、

国会図書館はどうなっているかというと2004年から電子化サービスなどの

新システム運用を開始して、資料の電子化を進めています。

電子化された資料はすでに225万点にのぼり、著作権の切れた47万点については

インターネットで公開されています。

将来的には関西館が電子化済の本の「貯蔵施設」として期待されています。

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