原発は子孫へのばく大な『負の遺産』!

鹿児島県の川内原発が再稼働を始めそうですが、皆さんは原発(原子力発電所)が運転を

続ければ続けるほど子孫への“処分困難な負の遺産”を増やし続ける欠陥商品であることに

お気付きですか?

問題の根源は『放射能』なんです。

 

 1.原発運転を続けると増え続ける使用済み核燃料棒の廃棄処分方法が決まっていません。

   決まっていると主張される方がいるかもしれませんが、原発の最初の稼働から

   約50年が経とうとしているにもかかわらず、日本国内では使用済み核燃料棒の

   再処理も廃棄処理も行われていません。これでは決まっているとはとても

   言えないでしょう!

    参考1)現在、日本国内の使用済み核燃料棒は

         ・各原発の「使用済み核燃料棒プール」に保管されています

         ・青森県の六ヶ所村の核燃料再処理工場施設にも可能な範囲で

          集められています

        が、格納スペースが満杯に近付きつつあります。

    参考2)原発先進国の英国では、放射能汚染廃棄物として地下深くの貯蔵庫に

        保管していますが、近年、密閉容器が劣化し、損壊の危険性が

        出てきたため、取り出して再密閉の作業が必要になっていると

        報道されました。

 2.日本国内には廃炉にしないといけない、あるいは期限的に廃炉に近付きつつある

   原発が数多くありますが、原子炉の廃棄処分方法が技術的に確立していません。

   当然、廃棄費用もいまだ算出されていませんし、費用積み立ても行われていません。

    参考1)日本国内の廃炉決定あるいは廃炉が近い原発:

          廃炉決定    → 東京電力 6機(福島第一)

          廃炉が近い原発 → 日本原電 2機(東海第二/敦賀)

                    関西電力 3機(美浜/大飯/高浜)

                    中国電力 1機(島根)

                    四国電力 1機(伊方)

                    九州電力 1機(玄海)

    参考2)ロシアのチェルノブイリ原発事故(1986年発生)では、

        原子炉をコンクリートで塗り固める(石棺状態にする)方法が

        採用されましたが、コンクリートの劣化で損壊が生じはじめて

        外部に放射能が漏れはじめたため、再度、コンクリートによる上塗りが

        行なわれていると報道されました。

    参考3)原発廃炉の経験がある英国政府は『廃炉が完了するのに90年間を

        想定』しています。

        日本政府は廃炉の経験もなく、廃炉方法さえ確立していないのに

        『廃炉に要する期間は20年』と言っていますが、皆さんは

        英国政府が言っていることと日本政府が言っていることのどちらを

        信じますか?

        福島第一原発事故により除染などで生じた低汚染廃棄物の

        地元保管でさえ“反対”の大合唱の状況なのに、高汚染廃棄物「原子炉」を

        100年近くも地元に置き続けることは不可能でしょう!

 

こんな状況の中で、皆さんは「原発の再稼働」に賛成され、自民党政権の

「原発再稼働推進」を支持されますか? 

我々の子孫への『負の遺産』を増やし続けますか?

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