先月、シンクタンク「連合総研」から日本の将来に対する心配な数字が発表されました。
企業で働く20歳~64歳の2000人に対して世帯の主な稼ぎ手が
・男性か女性か
・正規社員か非正規社員か
を聞き、過去1年間の世帯収支が
・赤字か黒字か
・それとも均衡か
を調べた結果の数字です。
その発表数字によると、
×非正規社員と正規社員の格差
×女性社員と男性社員の格差
を歴然と示す数字となっています。
・男性正規社員で世帯収支が赤字だったのは 28.7%
・男性非正規社員で世帯収支が赤字だったのは 36.2%
・女性正規社員で世帯収支が赤字だったのは 36.5%
・女性非正規社員で世帯収支が赤字だったのは 51.6%
この数字からは
×非正規社員の世帯収支は厳しい環境にある
×女性正規社員の世帯収支も厳しい環境にある
×女性非正規社員の世帯にいたっては半数以上が赤字世帯になっている
ことが浮き彫りになっています。
この状況が続くと、日本社会は完全な格差社会に突入し、
非常に不安定で危険な社会になってしまうことが予想されます。