「北朝鮮による日本人拉致」問題について、2014年の北朝鮮と日本の交渉を
振り返ってみると、安部首相、内閣、外務省の無能ぶりをさらけ出しています。
・2013年以前にも北朝鮮には約束を何回も反故にされているのに
2014年も約束を反故にされてしまったうえに、なんら対応策も打たず、
北朝鮮のいいなりになってしまっています。
・2013年以前の状態からなんら進展もなく成果らしい成果も得られていないのに
北朝鮮に対する制裁を一部解除してしまいました。
・北朝鮮のでたらめさ
-日朝両政府は、
「夏の終りから秋の初めにかけて拉致問題調査の初回報告する」
と合意していた
-宋日昊 日朝国交正常化交渉担当大使は、
「(日本人拉致問題についての)報告はいつでもできる」
と共同通信との会見で述べた
-北朝鮮から
「初回報告は大幅に遅れる」
と連絡が入った
に対して安倍首相、内閣、外務省はなんら対策を打っていません。
・北朝鮮のでたれめさに対して安倍首相も内閣も外務省も能天気な発言を
繰り返すばかりです。
-安倍首相は「中身のない報告はいらない」と公言した。
筆者感想:「ただひたすら北朝鮮の回答を待つ」としか聞こえません。
-官邸関係者は
「世論の期待値が上がり過ぎていた。クールダウンが必要だ。」
と話した。
筆者感想:北朝鮮側に立った発言としか思えません。
-菅義偉官房長官は
「交渉はそんなに簡単に行くものではない。」
と記者会見で語った。
筆者感想:交渉の当事者と思えない第三者的な発言です。
-政府関係者は
「北朝鮮は拉致被害者の情報を小出しや後回しにしようとしている。
最初からはっきりした結論は出ない。」
と語った。
筆者感想:今頃になってこんな無責任な発言をし、北朝鮮をかばうのは
問題です。
-政府高官は
「まだ最初の2,3ヶ月が経ったばかりだ。制裁解除を取り消すつもりはない」
と交渉続行を強調した。
筆者感想:何を根拠にこんな発言をするのでしょう?
拉致被害者の家族や国民を馬鹿にした発言です。
こんな状態で、「日本人拉致問題」に進展が見られ、解決の糸口が得られると
皆さんは思いますか?