「エゴサーチ」をご存知ですか?
「エゴサーチ」=インターネットで、自分の本名・ニックネーム・ハンドルネーム(各種
サービスの登録名)などで検索して自分自身の評価を確認する行為
筆者はある新聞報道(2015年10月17日付)を見るまで知りませんでした。この報道は
『「エゴサーチ」をしたことがあるか?』を読者に問い掛け、その回答がどうだったかを
知らせる内容なのですが、実に2009人もの人たちが回答を寄せています。
この人数を見ると、「エゴサーチ」がかなり一般に知られていることを物語っています。
ではこの回答状況がどうだったかをお知らせします。
『「エゴサーチ」をしたことがあるか?』の問いに対して、
“ある”:46%
“ない”:54%
→ “ない”の中には“できるとは知らなかった”と回答していますから、
問いかけをかえてみると、
”したことがある”、または“してみたい”:64%
“したこともないし、するつもりもない”:36%
が実態ではないでしょうか。
皆さんはいかがですか?
この様な結果が出ている「エゴサーチ」ですが、自分自身に関係する名前を入力して
サーチする以外に、他人の名前を入れてサーチする用途でも使われています。
先の調査ではその関連も問いかけていて、驚くべき数値が出ています。
回答者2009人の73%が『インターネットで他人の名前を入れて検索したことがある』と
回答しています。
では“誰の名前を入れて検索したのか?”ですが、上位7位(重複回答可)のうち
第2位 「友人・知人」 30%
第5位 「昔の友人・知人」 14%
第6位 「自分の子ども・孫/同級生など」 13%
第7位 「配偶者・パートナー・交際相手」 12%
となっています。
皆さんの周囲の人達が皆さん自身や皆さんの家族・交際相手などを検索しているケースが
多いことを物語っています。
これは、「悪い噂をたてられたらひとたまりもなく知れ渡ってしまう」ことを如実に
示しています。
常日頃、“品行方正”を心掛けて行動しないといけない時代になったようです。