歩きながらスマホをする人が相変わらず多い!
毎年、死亡事故が出ているのに歩きスマホが減る傾向は見られません。
NTTドコモによる『歩きスマホの実験』では
・歩きスマホ中の視野は、通常歩行時の約20分の1に狭まる
・歩きスマホ中は対象物に1.5mまで近づかないと気付かない
ことがわかっています。
更に愛知工科大の協力により
『東京・渋谷駅前のスクランブル交差点を1500人の通行人が「歩きスマホ」で横断する』
シミュレーションをコンピュータ・グラフィックス(CG)で検証しています。
この検証の設定条件として
-1500人の通行人は「歩きスマホ」をしながら交差点を五つの方向から
一斉に渡り始める
-1500人の歩行速度は「急ぎ」「普通」「ゆっくり」の三つに分類する
-衝突時には「謝る」「スマホを落とす」「倒れる」のいずれかの行動パターンとする
がCGに組み込まれています。
検証結果ですが、次の通りです。
×青信号が点燈している46秒で横断できたのは1500人中、約3分の1の547人
×衝突は446件発生
×転倒は103件発生
×スマホの落下が21件発生
You Tubeに、CGによるシミュレーション結果(動画)が公開されていますので
ご覧ください。
携帯電話各社は『歩きスマホ防止アプリ』を提供していますので、
スマホに組み込むようにしましょう。お子様には必須のアプリです。
最近は自転車を走らせながらスマホを操作している人を見かけることも多くなりました。
この「自転車走行スマホ」は「歩きスマホ」以上に非常に危険な行為です。
歩行者をも危険に巻き込みますので絶対に止めましょう!!