公共の場で醜態をさらすシニア世代

筆者もシニア世代のひとりであり、この様な記事を書かざるを得なくて嘆かわしいです。

最近、公共の場で高齢者達が暴走し、大迷惑となっている事態が見過ごせないレベルに

達しています。

  「突然怒り出す」「暴力をふるう」「理不尽な要求をする」

などの迷惑高齢者達です。

特に大きな問題になっていることを二、三述べます。

 

■鉄道係員に暴力をふるった件数

 ある経済紙がJR6社および日本民営鉄道協会のデータを集計した結果、

 鉄道係員に暴力をふるった件数は60歳以上がこの5年連続(2010年~

 2014年の5年間。2015年は未集計)で断トツのトップとなっています。

 また暴力以外に理不尽な要求をしてくる質の悪い高齢者達も若い人達に比べ

 多いようです(鉄道会社の社員へのヒヤリング結果による)。

  「タクシー代を出せ!」「ホテル代を出せ!」「始発までホームで待たせろ!」

 などの要求で、駅員が応じないと

  「おまえみたいな下っ端じゃ話にならない!もっと上の責任者を出せ!」

 となるようです。寝過ごしたり乗り間違って終電車がなくなるとこのような事態に

 発展するそうです。

 

■病院職員に暴力をふるった件数

 私立大学病院医療安全推進連絡会議の調査(*1)結果によると、

 病院職員への院内での暴力件数は、70歳代と60歳代がと断トツの1位、2位と

 なっています。また院内でのセクハラ件数は60歳代が1位となっています。

 病院は、院内暴力に対処するため警察OBを採用する動きが全国的に広がってきている

 そうです。

   *1:2011年、11施設の全職員対象の調査で、有効回答は2.3万人。

 

迷惑行為を踏み越えてしまい、犯罪に走る高齢者達が増えて深刻な問題になりつつあります。

■犯罪(刑法)件数

 一般刑法(窃盗、横領、暴行、傷害など)の検挙人数は、2014年度、65歳以上が

 2位の4.7万人で、1位の14~19歳に並びかけています。全体の検挙人数は

 毎年減る傾向にあるのに対して、65歳以上の検挙人数は15年前に比べ2.6倍で、

 高齢者人口の伸び1.5倍を大きく上回っており、増加傾向となっています。これに対し

 14~19歳は毎年、急激に減少してきていますから2016年度には65歳以上が

 1位になることは間違いないでしょう。

  

以上の状況を見てくると、高齢者特有の

  ✔自尊心の強さ

  ✔権利意識の強さ

  ✔自己中心的な振る舞い

が際立ってきており、「老害」という批判にさらされそうです。

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