最近、大災害を想定したいい防災マニュアル3種類が出されていますので紹介します。
特にペット向けの防災マニュアルは筆者も初めて見るもので非常に貴重な必見の書です。
注)公開サイトは頻繁に変更されますので、早い時期にダウンロードしておくことを
お勧めします。
○「東京防災」
東京都により作成され、都民の各家庭ごとに1冊無償配布されている冊子で、
防災の心得がまとめられたものです。東京で発生する、あるいは東京が被害を受ける
震災を想定して書かれた防災マニュアルですが、東京以外の地域でも非常に参考に
なります。
入手方法は2通りあります。
方法1:書店で1冊140円で販売されています。
注)特定の書店でしか取り扱われていませんので事前に販売書店を
調べる必要があります。
方法2:インターネット上で一般公開されていますので、無料でダウンロード
することができます。
http://www.bousai.metro.tokyou.jp/book/index.html
注)pdf形式で323ページの量がありますが、各章ごとに
分割してダウンロードすることができます。
○「防災ママブック」
“震災から我が子を守る術”(役立つ情報)をママたち向けにまとめたもので、
東日本大震災で被災したママたちのリアルな声を集めてできた防災ブックです。
インターネット上で一般公開されていますので、無料でダウンロードすることが
できます。
http://sfma.jp/2016/yarimasuproject/bousaimamabook-koukai/
注)pdf形式の8ページ構成です。
○「新宿区学校避難所動物救護マニュアル」(ペット救護マニュアル)
震災発生では一般家庭で飼われているペットも被災します。東日本大震災では、
ほとんどの避難所がペットを受け入れなかったため多くのペットが餓死したり、
野生化したりして問題となりました。
被災ペットの救護は飼主だけでできるものではなく、地方自治体(避難所運営組織や
救護組織)や獣医師会などの協力が必要になってきます。被災ペットの救護活動では
避難所が大きな役割りを果たす必要があります。
本マニュアルは避難所におけるペット救護対策や、飼主・地方自治体・獣医師会の
役割りについてまとめたものです。
https://www.env.go.jp/jishin/attach/shinjuku_animal-manual_main.pdf
注)pdf形式の12ページ構成で、ダウンロードすることができます。
震災に際してのペット救護マニュアルは非常に希少ですし、ペットを飼う家庭も
非常に多くなっていますので、ぜひ一度はこのマニュアルに目を通しておくことを
お勧めします。