国連の経済協力開発機構(OECD)の調べをもとに先進国のフルタイム労働者の平均賃金を
比較した結果によると、現在、日本の現役労働者が実にひどい状況に置かれていることが
明らかとなっています。
・1991年の賃金ランキングで日本は世界で9位につけていた
・2014年の賃金ランキングでは日本は世界で19位にころげおちている
状況となっています。
かって国家財政が破綻しかけた韓国や、現在、破綻しそうなスペインにも追い抜かれて
しまっています。
原因は、日本のフルタイム労働者の平均賃金(年収)が1997年の467万円から
2014年の414万円へと15年以上も減り続けているからです。
”なぜ労働者の平均賃金が減り続けるのか?”
企業側は「経済の停滞とデフレが続き、GDPが伸びないからだ」と言い訳していますが、
GDPと企業利益は平均賃金のように減り続けていません。
ということは、利益を企業が貯め込み、適正に労働者へ配分していないからです。
”現役労働者の皆さん、声をあげて、怒りを示しましょう!”