「消滅可能性都市」についてご存知ですか?
筆者はまったく知りませんでした。
シンクタンク・日本創成会議が日本国内の市町村の人口動態(転入・転出)を
推計し、“2040年には896もの市区町村が消えていく”と発表して
日本全国に衝撃を与えました。
日本創成会議は次の手順で「消滅可能性都市」を推計しています。
✓国勢調査の確定数をもとに「日本の将来推計人口」を算出
↓
✓最近の「都市間の人口移動状況」を加味
↓
✓2040年の20~39歳の女性数を日本全国の市区町村別に推計
↓
✓2010年~2040年間で20~39歳の女性数が50%以下に
減少する市区町村を「消滅可能性都市」と定義し、日本全国の
市区町村別に推定
日本創成会議の発表によると、「消滅可能性都市」は北海道や東北の
山間部に集中しています。都道府県別に見ると、
秋田県 96.0%の市町村が消滅可能性あり
青森県 87.5%の市町村が消滅可能性あり
島根県 84.2%の市町村が消滅可能性あり
岩手県 81.8%の市町村が消滅可能性あり
が上位4県です。
近畿以西では、
島根県 84.2%の市町村が消滅可能性あり
和歌山県 76.7%の市町村が消滅可能性あり
徳島県 70.8%の市町村が消滅可能性あり
鹿児島県 69.8%の市町村が消滅可能性あり
が上位4県です。
現在お住まいの市区町村が「消滅可能性都市」かどうか気になる方は
以下のどちらかをご覧ください。