現在、多量の新品衣料が在庫処分業者や産業廃棄物業者へ持ち込まれているそうです。
国内の新品衣料の年間供給量から年間購入数を差し引くと10数億点(推計)が
購入されず残ってしまいます。そのうち焼却されたり破砕されたりして捨てられる数は、
年間10億点と言われています。
近年、低コスト・大量生産が可能となり、需要以上の衣料が生産されるように
なったことが原因でしょう。
経済産業省が公表した資料によると、国内の衣料品の供給量は1990年の
約20億点から2017年の約40億点に倍増していますので、現在の供給量の
4分の1は捨てられる運命にあります。
ファッションビジネスはどこに向かおうとしているのでしょうね?