新聞報道によると、40都府県と20政令指定都市で備蓄する災害用の食料が
この6年間で急増しているようです。
これは東日本大震災や熊本地震の影響で被害想定を見直したことによります。
2011年度 2017年度 増え方
40都府県 678万6千食 1249万7千食 1.8倍
20政令指定都市 766万4千食 1221万食 1.6倍
被害想定の見直しの内容は、
✓従来は2日分を確保していたが3日分に増やした
✓避難者分だけでなく在宅避難者分も加えた
✓1人3食分から1人9食分に増やした
などです。(都府県、政令都市により異なります。)
備蓄の量を増やしたのはいいのですが、賞味期限切れの食料を更新しなければならず、
大量廃棄の問題が起きています。
2016年度にはなんと44万9千食もが廃棄されました。特に多かったのが
東京都 20万食
大阪市 7万7千食
滋賀県 7万1千食
です。
2018年度は更に多くの備蓄の食料が廃棄されることになるようです。
非常にもったいないですね! 何とかならないものでしょうか?