ハウス食品(株)は中国での日本のカレーの人気の高まりに合わせ、浙江省早湖で
これまでで最大規模のカレー生産新工場を10月17日に稼働させました。
中国では上海、遼寧省大連に続き3カ所目のカレー生産拠点で、この新工場では
家庭用の「バーモントカレー」を生産し、1カ月で13万ケース(1ケース30個入り)を
出荷できるそうです。
ハウス食品は1997年から中国でのカレーの普及に取り組んでおり、各地で試食会を
重ねた結果、大都市や沿岸部にとどまらず内陸部にも愛好者が増大しており、今後も
需要拡大が見込まれるようです。
中国のバーモントカレーは日本製品より甘みがあり、黄色い色をしています。
2005年から販売を始め、10年間で30倍以上も売り上げが拡大しています。
ハウス食品の中国での売り上げは、2017年には2.9億元(約47億円)で、
年20%のペースで伸び続けています。