自転車を利用する方はぜひ自転車保険に加入しましょう!
自転車は車と異なり、
✔免許がなくても誰でも乗れる
✔運転に年齢制限もない
✔歩道を走れる
など、事故発生の危険性が非常に高いからです。
最近、損害賠償保険(自転車保険)の加入を義務付けする自治体が増えてきています。
これは2013年7月に神戸地裁が出した「自転車事故の賠償金約9500万円」の
判決(*1)がきっかけでした。
*1:自転車事故が起きたのは2008年9月。神戸市内で歩行中の当時60代の
女性が、当時小学5年生の男子児童が乗っていた自転車にはねられ、意識が
戻らないまま寝たきりになってしまった。女性の家族らは男児の母親を
相手取り、総額1憶590万円の損害賠償を求めて提訴。
判決は「自転車の運転に関する十分な指導や注意をしていなかった」と、
保護者の監督義務責任を認定し、賠償金約9500万円の支払いを命じた。
この判決から2年後の2015年4月、兵庫県は全国で初めて
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk15/jitensyajyourei.html
を制定・施行しました。以来、同様の条例を制定する自治体が相次ぎ、
2019年4月時点で21自治体(東京都や福岡県など)に上っています。
「では自転車保険に加入しよう!」と思われた方、ちょっとお待ちください。
まずご家庭の保険をすべてチェックしてみて下さい。
火災保険など自転車を含む日常的な事故の賠償補償が含まれるケースがあるからです。
自転車保険に加入する場合どこの保険に加入するかですが、
「全日本交通安全協会」おすすめの「サイクル安心保険」は
・掛け金が年間1230円で、自転車保険の中でも非常に安い
・賠償は示談交渉付きの最高1億円
・加入者本人や同居の親族、別居で未婚の子ども(年齢に関係なし)を保証の対象
など加入者にとって非常に有利ですので、まず一番に検討するようにしましょう。