米国と中国との貿易戦勝が勃発してこの7月で1年になりますが、収束の行方が全く
見えてきません。このままだと世界的大不況が起きてしまいそうです。
米中貿易戦争の1年を振り返ってみたいと思います。
トランプ大統領 習近平国家主席
2018年
5月 閣僚級通商協議で追加関税措置の「凍結」合意
7月 制裁措置発動: → 報復措置発動:
340億ドル相当の中国製品に 340億ドル相当の米国製品に
25%の関税を課す。 25%の関税を課す。
8月 制裁措置発動: → 報復措置発動:
160億ドル相当の中国製品に 160億ドル相当の米国製品に
25%の関税を課す。 25%の関税を課す。
9月 制裁措置発動: → 報復措置発動:
2000億ドル相当の中国製品に 600億ドル相当の米国製品に
10%の関税を課す。 10%の関税を課す。
12月 首脳会談で米中貿易戦争の「一時休戦」を合意
2019年
1月以降 閣僚級通商協議を断続的に開催
5月 制裁措置発動: → 報復措置発動:
2000億ドル相当の中国製品の 600億ドル相当の米国製品の
追加関税率を25%に引上げ。 追加関税率を25%に引上げ。
6月 首脳会談で米中貿易戦争の「一時休戦」を合意
(閣僚級通商協議の再開に合意)
7月15日、中国国家統計局が「2019年4~6月の国内総生産(GDP)は
前年同期比6.2%増」と発表しましたが、この数値は1992年以降で
最低の落ち込みです。
中国経済に米中貿易戦争の影響が大きくのしかかってきたようです。