台風19号は東日本各地に記録的な大雨をもたらし、箱根では24時間降水量が
942.5ミリを記録して全国の最多記録を大幅に更新しました。
福島県と宮城県を流れる阿武隈川(流路延長239キロ)沿いでは全域が浸水し、
阿武隈川とその支流41カ所で堤防の決壊をもたらす異例の大被害となって
しまいました。
東日本全体では7県の71河川128カ所の堤防が決壊し、国が管理する
河川流域の約25000ヘクタールが浸水してしまいました。
死者は79人、行方不明者は12人にも達し、特に宮城県、福島県、神奈川県で
多く出ています。(10月18日20時現在)
死者 行方不明者
宮城県 16人 4人
福島県 29人 1人
神奈川県 14人 3人
東日本の各地方自治体も多くの被害が出ており、10月23日現在でも
全被害状況の詳細を把握できていない様です。