3月31日に心肺停止で山梨大学付属病院に救急搬送された0歳女児が
新型コロナウイルスに感染していることが4月1日に判明したが、この女児に対する
処置が通常防備で行われたため医療スタッフ44人と患者12人が濃厚接触者と
なり、医療スタッフ44人は2週間の自宅待機となってしまったと報道されています。
4月1日の新聞発表の席では山梨大付属病院長と学長(皮膚科学)からは次のような
とんでもない発言がなされています。
「まさか、救急搬送された赤ちゃんが新型コロナウイルスに感染しているとは
誰も思わない」
「乳児であることや、両親に風邪症状がないことから新型コロナを疑わず、
医療スタッフはマスクの着用など通常防備の装備(標準予防策)で処置にあたった」
”心肺停止の0歳児の処置は、新型コロナウイルス感染者が危機的状況で急増している
現時点では病院にとって大きなリスクである”と素人の私にも指摘できるのに
病院関係者が誰一人気づかなかったとは、愚か者の集団と言わざるを得ません。
しかも他の患者12人も巻き込んでしまうこんな病院にはかかりたくないですね!
私が推測したリスク:
✔外傷がない心肺停止は重い肺炎の可能性がある。
✔新型コロナウイルスに感染しても症状が出ない患者が非常に多く、家族に
風邪の症状がなくても新型コロナウイルスに感染している場合もある。
✔10歳以下の子どもも新型コロナウイルスに感染し、重症化することもあると
すでに報道されている。
✔0歳児一人の処置に医療スタッフが40人以上も関わり、この0歳児が
もし新型コロナウイルス感染者だったら一大クラスターなってしまう。
✔山梨大付属病院で一大クラスターが発生すると、周辺病院も含め地域の
医療崩壊の危険性がある。