新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴ない、地震や豪雨などの災害時の
避難のあり方が変わりました。
「避難所への避難」が基本でしたが、「在宅避難」も有力候補になっています。
ただし在宅避難の大前提は大災害の時、建屋の倒壊や浸水の恐れがないことが
重要となります。
ではなぜ「在宅避難」かと言うと次のような理由からです。
✓人が多く集まる避難所では新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が
発生しやすい。
✓新型コロナウイルス感染対策として避難所では1人あたり2m×2mの
スペースが必要で、収容人数に大幅な制限がでてきている。
「在宅避難」で重要なのは日常における備蓄品の確保です。
各家庭の事情により備蓄品は変わってきますが、標準的な物品とその量は
以下の通りです。(4人家族で1週間、在宅避難すると想定した場合)
・水 1箱2リットル6本入り×5箱
・非常食 内訳)-レトルトご飯:1人1日3食×7日で計84食
-缶詰(おかず):1人1日1缶×7日で計28缶
-カンパン:1人4缶で計16缶
・マスク 1箱50枚入り×3箱
・トイレットペーパー 1パック12ロール入り×3パック
・ゴミ袋 大250枚/中50枚/小50枚
・ウェットタオル 1本100枚入り×7本
・LEDランタン リビング用1個、キッチン用1個、トイレ用1個の計3個
・携帯トイレ 140個
・カセットコンロとカセットボンベ コンロ1個とボンベ15本
・常備薬 適宜
・ソーラーバッテリー 注:スマホ用
備蓄品は古いものから順に食べたり使ったりしてその分を新たに買い足す
「ローリングストック法」を採用すべきです。