農林水産物の2020年の輸出額データ(農水省の公表データ)によると、
鶏卵の輸出の96%、輸出額で45億円が香港への輸出となっています。
外国では生卵を食べる習慣はありませんが、メディア報道によると、
香港では「卵かけご飯に人気!」だそうです。
外国の卵はサルモネラ菌に汚染されている場合が多く、
生で食べると食中毒の危険性が高いので生卵をたべないのです。
なぜ香港では日本から輸入した生卵をご飯にかけて食べるように
なったのでしょうか。それは次のような理由からのようです。
✓香港で2009年から生卵フェアが開催され、日本の生卵の
安全性とおいしさをPRしてきており、広く知られるようになった。
✓香港からの訪日客が日本で卵かけご飯や親子丼などの味を覚えた。
✓日本で覚えた卵かけご飯や親子丼の味を求めて日本産卵を購入したり、
レストランで食べる習慣がついた。