新型コロナウイルスワクチンの職域接種が6月21日から本格化しました。
主体は大手企業や大学で、接種対象者は従業員や学生です。
ワクチンはモデルナ製が使われます。
新聞報道によると、本格化したばかりの職域接種の申請が6月25日(金)に
一時停止となりました。また同時に自治体が運営する大規模接種の新規受付も
即時停止となりました。
モデルナ製ワクチンは9月末までに5000万回分が輸入される予定ですが、
6月23日時点で職域接種の申請が既に3300万回分、大規模接種が
1200万回分を超えて上限の5000万回分に近くなったためだそうです。
職域接種には問題点が指摘されています。
ワクチン接種には自治体が発行する”接種券”が必要ですが、
自治体から企業や大学への”接種券”配布の仕組みがありませんので、
”接種券”なしでの接種となってしまいます。その結果、ワクチン接種が
無管理状態で行われることになってしまいます。
新型コロナウイルス感染症に関する政府の対応は
「その場対応!」「出たとこ勝負!」
ばかりの様です。