東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は現在、1日あたり5000人前後と
非常に高い数値で推移しており、SNSなどでは「ピークアウトが近いのでは?」と
いう声が聞かれるようになりましたが、東京都の専門家からは「診断されていない
感染者が多くいるのではないか」という懸念が示されています。
これへの回答となる分析結果が感染症専門医「忽那賢志(くつなさとし)氏」から
8月22日に公表されました。
タイトル)「新型コロナ 東京都で診断されていない感染者はどれくらいいるのか?」
URL)https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210822-00254353
分析は 以下の3点について行われています。
・東京都の感染者数の推移は「やや増加~横ばい」に
・感染者に占める無症候性感染者の割合が低下している
(診断されていない無症状の感染者が増えている)
・検査陽性率も非常に高い水準で推移している
以上から東京都の現状は
■濃厚接触者特定調査の縮小などの影響もあり、診断されていない無症状の
感染者が増えている
■検査不足によって、真の感染者よりも少なく見積もられている
と、懸念が表明されています。
非常にわかりやすい分析ですのでご一読をお勧めします。
私は分析で示された以下のデータを当面、頭に叩き込んでおくつもりです。
無症状 症状あり
子ども 47% 53%
成人 32% 68%
高齢者 20% 80%
この数字を見て、夏休み明けの学校内での”クラスター大発生”が心配になります。