Windowsの歴史を少しさかのぼってみると、次のようになります。
◆DOS系 MS-DOS上で動く16ビット系OS
Windows 3.0 1990年5月
◆9X系 MS-DOS上で動く32ビット系OS(DOS系の拡張版)
Windows 95 1995年8月
Windows 98 1998年6月
Windows ME 2000年9月
◆NT系 新版の32ビット系OS
Windows XP 2001年8月
Windows Vista 2006年11月
Windows 7 2009年1月
Windows 8 2012年8月
Windows 10 2015年6月
Windows 11 2021年10月
Windowsの評価ですが、興味を引く記事が投稿されたサイトがありましたので、
紹介しておきます。日経BPの記事です。
「Windows 11は無意味なバージョン」
https://project.nikkeibp.co.jp/idg/atcl/19/00241/102200001/
筆者は Steven J.Vaughan-Nichols です。
その記事の中のWindowsの評価は、私が各Windowsを使って感じた感想と
かなり似通っています。
Steven J.Vaughan-Nichols 氏は「Windows は1世代毎に”高い評価のOS(○)”と
”低い評価のOS(✕)”の繰り返しだ!」と言っています。
まとめると以下のような評価がくだされています。
Windows 95 まともなOS(○) → 世界的なヒット商品
Windows 98 Windows 95のOEM製品で、安定したOS(○)
Windows ME 悲惨(低評価)なOS(✕)
Windows XP まともなOS(○)
Windows Vista 低評価のOS(✕)
Windows 7 高い評価のOS(○) → 愛されているOS
Windows 8 Windows 7より低評価のOS(✕)
Windows 10 高い評価のOS(○)
Windows 11 低評価のOS(✕)
私はWindows 95~Windows 10 まですべて使いましたが、
上記の○✕とほぼ一致する印象です。
Windows 11ですが、Steven J.Vaughan-Nichols 氏の評価に従い、
私は当分の間、 アップデートしないつもりです。
他に同様の記事がありましたので紹介しておきます。
「酷評だらけ!?マイクロソフトのWindowsの歴史をたどってみた!」
http://rightcode.co.jp/blog/it-entertainment/microsoft-windows-history
ライトコード社のブログの内容です。
ところでNT系のNTの由来ですが、『ビル・ゲイツが New Technology の意味で
つけた』とする説がありますが、この記事を書いていて見つけた記事の中に
『そうではない』とする記事がありました。
NT系OS(Windows XP)開発者の次のような発言があります。
『Intel RISCプロセッサ i 860をターゲットに開発されていたが、Intel チップの
開発が遅れていて i 860エミュレータ(名称「N10」)を使わざるを得なかった。
NTはこの「N-Ten」上で動くことから付けられた』
(参考までに添付しておきます。)