皆さん、スマートフォンの使い過ぎではありませんか?
専門家によると、次のような症状があればスマートフォンの使い過ぎだとの
指摘があります。
・物忘れや無気力の症状がある。
・いつも首回りが重く、何となく不安である。
・首が痛い。
・目が覚め起きてもすっきりしない。
総務省の2020年の調査によると次のような調査結果が出ています。
▷スマートフォンを保有する世帯:86.8% → 前年より3.4%増加
(日本全国調査で1万7345世帯が回答)
▷平日のインターネット利用時間:平均168.4分 → 前年より42.2分増加
(1500人の調査結果で、テレビ視聴時間平均163.2分を上回っている。)
脳神経外科医によると、
✓スマートフォンなどのデジタル機器を休みなく使い続けると、
大量の情報が絶え間なく脳に流入して脳内で整理されずに
「ゴミ屋敷」のように溜まり、”脳過労”の状態におちいる。
そうすると物忘れやいらだち、抑うつなどの症状が起きる。
✓スマートフォンとパソコンを同時に使ったり、複数のアプリを開いて
行ったり来たりすることも脳の負担が大きく、脳内にストレスが溜まり
効率が落ちる。
対策ですが、
○日本デジタルデトック協会(*1)提案のデジタルデトック(*2)方法
・寝室にデジタル機器を持ち込まない。
・スマートフォンの通話やSNS通知をオフにする。
・スマートフォンの不要なアプリを消去する。
・目の刺激を減らすためスマートフォンの画面をモノクロに設定する。
・デジタル機器を使わないときは布をかぶせたり、しまったりして
目につかないようにする。
○脳神経外科医のおすすめデジタルデトック方法
・デジタル機器の1日の利用時間と目的を書き出し、
-必要な利用は「青」
-無駄な利用は「赤」
-暇つぶしの利用は「黒」
で色分けして「赤」や「黒」を減らす。
『1日5分でも使わない時間を増やす!』
*1)日本デジタルデトック協会:
*2)デジタルデトック:「スマートフォンやパソコン端末などのデジタル機器に
さわらない日や時間を作ること」の意