「新型コロナウイルス感染の治療はカオスの様相!」と断じた医療従事者がいます。
コロナ治療に当たる方です。
筆者は以前から「医療崩壊!」と感じていました。
新型コロナウイルス感染者に対して
・自宅療養者のあまりの多さ
・自宅療養中に死亡する人の多さ
・救急車による救急搬送先がなかなか見つからない、
あるいは病院から救急搬送を断わられるケースも多い
からです。
現在、新型コロナウイルス感染者の療養については以下の3パターンがあります。
1.入院療養:病院に入院して治療
対象)①高齢者/②基礎疾患がある人/③免疫抑制状態にある人/
④妊娠している人
2.宿泊療養:都道府県が用意する宿泊施設で療養
対象)①高齢者と同居している人/②医療従事者と同居している人/
③福祉・介護職員らと同居している人
3.自宅療養:軽症者等が外出しないことを前提に自宅で安静療養
対象)上記の1と2に該当しない感染者
現在、1と2に該当しても該当療養先が満床で、自宅療養を選ばざるを得ない
感染者が多数存在します、本当に多数で驚くばかりです。
そういった意味で筆者は”医療崩壊”と思っています。
つい最近、『コロナ治療はカオスに、「とりあえず薬」は適切か?』のタイトルで
埼玉医科大学総合診療内科教授「岡 秀昭」氏が投稿された記事の中に、
『コロナ治療「カオスの様相」』の副題でコロナ治療薬について簡潔に
まとめられています。素人にとっても非常に参考になりますのでご紹介します。
『大前提:✓軽症者には重症化リスクがなければ治療薬は不要である。
✓重症化リスクがある場合かつ発症から5日以内であれば
コロナ治療薬を処方する。
選択可能な治療薬:選択可能な薬は3種類である。
・第1の選択肢)パキロビットパック
注:腎機能が悪い場合は処方できない。
・第2の選択肢)レムデシベル
注:点滴での投与が必要となる。
・第3の選択肢)ラゲブリオ 』