この10月は日本国内、値上げラッシュのピークとなるようです。
6500品目を超す食品が10月の値上げを予定してるそうです。
毎日新聞によると、今年になって、これまでの食品の値上げですが、
2022年1月~7月 毎月1000~1500品目程度の値上げ
2022年8月~9月 毎月2000~2500品目程度の値上げ
だったのに対して、
2022年10月 6500品目を超す値上げ
と報道されています。
1月~10月までの値上げ品目は2万件を超えるようです。(帝国データバンク調べ)
10月に値上がりする主な品目は以下の通りです。
主な品目 値上げ幅
酒類・飲料 ・ビールや酎ハイなど 10%前後
・ペットボトル飲料 数%~10数%
加工食品や調味料 ・ハムやソーセージなど 2~34%程度
・チーズ 9~15%程度
・マヨネーズなど 2~20%
外食 ・回転ずし 「くら寿司」 110円 ➡ 115円
「スシロー」 110円 ➡ 120円
その他 ・電気料金(中部電力)
・都市ガス(東京ガスなど)
・火災保険料(損保各社)
・タイヤ(横浜ゴムなど)
・加熱式たばこ
(フィリップモリスジャパン)
値上げによる家庭への負担増ですが、1世帯当たり年間10万円を超すようです。
岸田政権は9月20日に新たな物価高対策などを盛り込んだ約3.5兆円の
予備費の支出を決定しましたが、物価高騰に見合う賃上げの見通しがなく、
対策の効果は期待できないでしょう。
物価高騰対策と新型コロナ対応に充てる予備費の内訳
✓ガソリンなど燃料補助金 1兆3000億円
✓住民税非課税世帯への給付金 9000億円
✓新型コロナ支援交付金の増額 8000億円
✓地方創生臨時交付金の増額 4000億円
✓飼料代の負担軽減策など 1000億円
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計 3兆5000億円