長文になるので前半と後半に分けています。
本文は後半です。
前半)1.QRコードとは?
2.QRコードの発明者は?
3.QRコードはどの様にして生まれたのか?
後半)4.コードを確実に素早く読み取るには?
5.QRコード1つに組み込まれる情報量は?
6.QRコードはいつ世に送り出されたか?
7.QRコードが世界的に広まったきっかけは?
8.QRコードの使い道の広がりは?
4.コードを確実に素早く読み取るには?
米国で開発が始まっていた2次元コードに目を付けたが大きな課題があった。
課題:2次元コードの周囲に図形や文字があったりするとコード読取り機が
2次元コードと図形を区別できず、読取りに時間がかかる。
原氏は”「切り出しシンボル」(目印)を2次元コード内に配置する仕組み”を
編み出した。
特長:コード読取り機はコードがQRコードであることを素早く認識できる。
5.QRコード1つに組み込まれる情報量は?
1つのQRコードで組み込める情報量はA4用紙1枚の書類に相当する
漢字1800文字まで飛躍的に高まった。
6.QRコードはいつ世に送り出されたか?
QRコードは2年の歳月を経て1994年に世に送り出された。
7.QRコードが世界的に広まったきっかけは?
・デンソーはQRコードを広く普及させ、読取り機など関連機器の販売で
利益を上げるのを狙い、取得した特許の権利を行使しない戦略を採用した。
・QRコード導入当初は「業務用」にとどまっていた。
・「業務用」以外の「一般向け」に広まったのは携帯電話の進化がきっかけであった。
-2002年、シャープがQRコードの読取り機能が付いた携帯電話を発表した。
-他のメーカーもシャープに追随した。
・一般の人々がQRコードを読取る機器(携帯電話)を手にしたことで、企業が
自社サイトへの誘導などにサイトのアドレスを変換したQRコードを使い始めた。
→一気にQRコードが広まった。
8.QRコードの使い道の広がりは?
お金の決済に使われるようになり、発明者の想像を超えた使い道に広がっている。
中国の電子商取引(EC)最大手のアリババグループの傘下の電子決済サービス
「アリペイ」が利用者の支払額など決済情報のやり取りにQRコードを採用している。