民間団体「わくわくシニアシングルズ」と立教大学コミュニティ福祉学部の
湯沢直美教授により2022年8月~9月に実施された「中高年シングル女性に対する
調査(*1)」によると、
✓雇用形態:・正規職員 45%
・非正規職員や自営業・フリーランス 53%
✓2021年の収入:・200万円未満 30%
・200万円以上300万円未満 24%
・300万円以上400万円未満 17%
・400万円以上500万円未満 10%
・500万円以上 19%
と出ており、40歳以上の単身女性の半数強の貧困ぶりがうかがえます。
当然、暮らしぶりは、7割が「やや苦しい」「大変苦しい」との答えが返ってきています。
調査の結果から気掛かりな点も指摘されています。
それは、調査対象となった世代の将来の生活が貧困につながるだろうとの指摘です。
50歳以上~65歳未満の人を対象とした「年金見込み額(月額)」の調査で、
・年金ゼロの無年金 2.8%
・5万円未満 28%
・5万円以上~10万円未満 44%
と出ており、10万円未満が約75%を占めていたからです。
政府も社会もこのような状況であることを重大にとらえるべきですね!!
*1:同居している配偶者やパートナーがいない40代以上の単身女性2400人中、
世帯主の約1800人に対する聞き取り調査